ビルメンテナンス
清掃業務
施設を清潔に保ち、快適な環境を維持します。
具体的には、衛生状態の確保、美観の維持、建物の保全、安全性の確保など。また、予防保全の観点から、歩行量の多い床にはワックスや紫外線コーティング、ステンレスにはフッ素樹脂、シリコンコーティングなどを施工し汚れが付きにくい、または落としやすくするなどの対策も実施します。
清掃に使用する洗剤は、「ハルカリくん+」という強アルカリ電解水にファインバブルを添加した、環境にも人にも安全な洗剤の使用を増やしています。
ハリマビステムの清掃業務、3つの強み
長期的な管理
PFI事業に積極的に取り組み、公共施設の長期的な管理実績を重ねています。設計・建設の段階から、汚れにくくメンテナンスしやすい材質の提案や、諸室の配置計画にも関わっています。また、PFI事業で採用される「性能発注」にも対応しています。
高い品質保持
作業対象部位ごとに『品質基準』を設定しており、この品質を実現していくための手法として、現場ごとに標準作業手順書に基づいた『日常清掃作業マニュアル』を作成しています。また、設定した品質が維持向上できるように、本部によるインスペクション(品質の点検)を実施しています。
清掃ロボットの活用
2019年に販売開始された『清掃ロボット』を既存管理物件において、適宜テスト導入しています。今後も検証をすすめ、安全面の配慮や品質面の確保ができるとの判断した上で、導入可能場所を増やしていきます。
清掃業務の対応施設
清掃業務は、以下の施設で実施しています。
対応業務
定期清掃
日常清掃では落ちにくい汚れや、長期の使用で劣化した床・カーペット・ガラスなどを専門機材で清掃します。ワックスがけ、カーペット洗浄、窓ガラス清掃、高所作業など、技術を要する作業が中心。美観と建材の耐久性を高め、建物の価値を保ちます。
日常清掃
日々の使用で発生する汚れやゴミを取り除き、建物内を清潔に保つ清掃業務です。床の清掃・トイレ清掃・ゴミ回収・水回りの衛生維持などを、決められた頻度と手順で実施。利用者が気持ちよく過ごせる環境づくりを支えます。
床面清掃
床材の特性に合わせて、洗浄・ワックス・保護を行います。日常作業では表面の塵埃除去を、定期作業ではポリッシャーや専用洗剤を用いて汚れを除去。床を清潔かつ美しく保つことで、建物の印象や衛生水準を高めます。
剥離洗浄
古くなったワックス層を専用の剥離剤で除去し、床材を元の状態へ戻したうえで新しいワックスを施工します。美観を回復するとともに、床材の保護性能を高められます。作業時は滑りやすくなるため、区域遮断や安全表示を徹底して行います。
ワックス
床表面に保護被膜をつくることで、傷・汚れの付着を防ぎ、光沢を生みます。定期的な再塗布により、清掃性が向上し、美観保持とメンテナンス効率の向上に役立ちます。
廃棄物管理
事業活動によって発生する廃棄物を、種類・量・排出場所ごとに把握し、法令に基づき適切に分別・保管・運搬・処分までを行います。産業廃棄物の委託契約やマニフェスト管理にも対応し、適正な処理を確実に履行。環境負荷の低減とコンプライアンス遵守を両立させることで、企業としての信頼性を守ります。
感染症対策清掃/消毒
ドアノブ・手すり・スイッチなど接触頻度の高い部位を重点的に消毒し、ウイルスや細菌の拡散を防ぎます。嘔吐物処理やHEPAフィルター清掃なども状況に応じて実施。施設利用者の健康を守るための衛生対策です。
トイレ清掃
便器・洗面台・床などを清掃し、消耗品を補充します。トイレは汚れが溜まりやすい場所のため、資機材のゾーニング(他区画との分離管理)や定期的な除菌作業により、衛生レベルを安定して維持します。
エスカレーター清掃
踏段にたまる汚れや手すりの皮脂汚れを除去し、段差や滑りによる事故のリスクを減らします。機器の動作に影響する汚れを抑えるため、衛生維持と安全確保の両面で重要な作業です。
清掃ロボット活用
床面清掃を担うロボットと、トイレ・立面などを担当する従業員が協働することで、清掃品質と業務効率を両立しています。ロボットの自律移動やマップ学習により、作業の安定性が向上。人は“人でしかできない作業”に集中できる体制をつくります。
ガラス・外壁・照明器具清掃
窓ガラスや外壁、照明器具の汚れを除去し、建物の外観と明るさを回復します。高所作業の場合は安全装備と手順を徹底。整備された外観は、利用者の印象向上や建物の長寿命化にもつながります。