環境ソリューション
ウイルス・カビ対策
254nmの紫外線(UV-C)は、太陽光の中でも最も強力で、生物のDNAやRNAを破壊し死滅させる作用を持ちます。
このUV-Cを発する高出力の紫外線殺菌灯を使用することで、細菌・バクテリア・カビ・ウイルスへの対策が可能となり、室内空気質(IAQ)の向上に貢献しています。
高出力紫外線発生装置 B-ZONE
ハリマビステムでは、もともと空調機用のUV-C紫外線殺菌灯を販売していました。その後、「空調機がない施設でも使いたい」という多くの声に応え、さまざまな場所で使用できる高出力紫外線発生装置「B-ZONE」を開発しました。
「B-ZONE」の強み
直接、紫外線を照射するのではなく、殺菌灯・ファンを内蔵した装置にて室内の空気を循環させながら除菌します。常に連続運転することによりクリーンな室内環境を維持することができ、さまざまな施設で清潔・快適環境を提供します。
「B-ZONE」を天井面・壁面へ設置することで、空間を有効活用しながら除菌することができます。人の手が届きづらい場所ですので、接触による事故の低減にも繋がります。
高出力紫外線殺菌灯 UVCエミッター
空調機内での紫外線(UV-C)照射により空気中のバクテリア・カビ・ウィルスを破壊する高出力紫外線殺菌装置です。また、空調機内のバイオフィルムの形成を防ぐ為、大掛かりなコイル洗浄やドレンパン洗浄などメンテナンスコストが削減されるばかりか、熱交換効率が上がり省エネ効果もあります。
「UVCエミッター」の特徴
IAQ(屋内空気質)低下の最も深刻な原因は、菌類(カビ)と細菌の増殖です。
さまざまな施設で空調機や外調機の状況を確認したところ、プレフィルタや加湿モジュールの交換以外のメンテナンスは、高額な費用がかかるためほとんど実施されていないのが現状です。
熱交換コイルやドレインパンを定期的に清掃している施設は、ごくわずかにとどまります。
UVCエミッターは、室内空気の循環で頑固なカビや菌類の増殖を防ぎ、
IAQ(屋内空気質)を向上させます。
快適な空気環境を維持するため、高出力紫外線殺菌ランプ「UVCエミッター」を空調機や外調機に導入しています。 設置した施設では、プレフィルタの寿命延長や清掃作業の削減により、経費節減の効果が見られます。 基本的には24時間の点灯を推奨していますが、施設によってはタイマー制御で運用しているケースもあります。
よくある質問
「UV-C(波長254nm付近の紫外線)」は微生物にどんな働きをするのですか?
「UV-C」は微生物のDNA、RNA細胞を破壊し、不活性化させます。薬品のように耐性菌は生まれません。
感染症対策に有効ですか?
紫外線殺菌灯(UV-C)により空気殺菌を行うので、空気感染対策に最も有効です。
「UV-C」による害はありますか?
紫外線殺菌灯(UV-C)を直接浴び続ければ害になります。害を生む訳ではありません。
殺菌灯を交換するタイミングはどのくらいですか?
9000時間です。時間を超えると殺菌能力が徐々に低下します。