光熱費や物価の上昇が続くなか、マンションや集合住宅では、共用部の省エネ対策がこれまで以上に重要になっています。
特に、長時間稼働する設備の見直しは、電気代削減に直結しやすいポイントです。
今回は、マンション駐車場の給排気ファンにインバータ制御を導入し、省エネ化を実現した事例をご紹介します。
既存設備を活かしながら、できるだけ低コストで省エネ対策を進めたい方は、ぜひ参考にしてください。
- 施工内容 : インバータ制御盤 新設工事
- 省エネ設備 : 駐車場給排気ファン 4台
- 電気代削減率 : 約80.0%
- 施設用途 : マンション
- 実施場所 : 東京都
INDEX
マンション駐車場の給排気ファンを省エネ化した背景
今回、省エネの対象としたのは、機械式駐車場内の空気を入れ替える給気ファン・排気ファンです。
こうした設備は日常的に稼働時間が長くなりやすく、マンション共用部の電気代に影響しやすい設備のひとつです。
マンションの省エネ対策では、照明のLED化だけでなく、こうした動力設備の見直しも重要です。
共用部全体のエネルギー使用を見直すうえで、駐車場給排気ファンの制御改善は有効な方法といえます。

インバータ制御で低コスト導入を実現
本事例では、給気ファン・排気ファンに対してインバータ制御を導入しました。
一方で、長時間人が立ち入る場所ではないという特性を踏まえ、過度に精密な制御は行わず、制御内容を簡易化しています。
これにより、必要な効果を確保しながら導入コストを抑えることができ、投資回収年数の短縮にもつながりました。
既存マンションの省エネ化においては、設備の特性に合わせて無理のない方法を選ぶことも大切です。
電気代削減だけでなく設備延命にも効果
インバータ制御によって、給気ファン・排気ファンモータの回転数が低下するため、設備への負荷軽減も期待できます。
その結果、故障リスクの低下につながり、長期的にはメンテナンスコストの削減につながる可能性があります。
つまり、今回のようなマンション共用部の省エネ対策は、単に電気代を下げるだけでなく、設備の延命化という面でもメリットがあります。
日々の運用コストと将来の修繕負担の両面から検討できる点が、この事例の大きな特長です。
まとめ:マンション共用部の省エネ対策をご検討中の方へ
マンションや集合住宅では、共用部の省エネ対策が管理コストの見直しに直結します。
特に、駐車場給排気ファンのような長時間稼働設備は、改善効果が見えやすい設備です。
ハリマビステムでは、施設の状況に合わせた省エネ提案を行っています。
既存設備を活かした省エネ化や、電気代削減の試算をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
環境ソリューション担当
施設における省エネ対策やLED等の導入事例をご紹介します。試算依頼・ご質問等、お気軽にご連絡ください。