セントラル空調の省エネ対策事例|ビル空調の電気料金を削減する運用・設備改善のポイント

環境ソリューション

セントラル空調とは

セントラル空調とは、建物全体の温度・湿度を統一して制御する空調システムです。
熱源で温度調整した水を建物内に供給し、冷暖房を行います。

ただし、季節や時間帯、利用人数によって必要な水量は変わります。
それにもかかわらず、搬送用ポンプは必要以上に冷温水を供給してしまうケースがあります。

なぜポンプのムダが起きやすいのか

では、なぜムダが生まれやすいのでしょうか。
主な理由は2つです。

  • モータが定流量で水を供給し続けるため
  • 経年劣化を見込み、10〜20%の余裕を持ったポンプモータを設置するため

その結果、実際の負荷に対して過剰な運転となり、電気代がかさみやすくなります。

セントラル空調の概要

インバータシステム「BE-SYSTEM」とは

そこで有効なのがインバータ制御です。

インバータ制御により、ポンプモータの回転速度を可変にできます。
つまり、冷温水の“流しっぱなし”を抑え、必要な量に合わせた運転が可能になります。

さらに当社のインバータシステム「BE-SYSTEM」は、一般的な制御に加えて遠隔監視を行い、空調負荷に合わせて自動制御することでさらなる省エネを実現します。

消費電力量の予測

導入事例|オフィスビルでの削減効果

次に、導入事例です。

建物用途はオフィスビル。
対象設備は12台で、冷温水一次ポンプ・冷温水二次ポンプ・冷却水ポンプに適用しました。

建物用途  : オフィスビル
延床面積  : 50,305㎡
設備規模  : 12台(冷温水一次ポンプ、冷温水二次ポンプ、冷却水ポンプ)
削減電力量 : 1,615,273 kWh/年
削減CO₂量  : 731.7 t/年
削減率   : 87.2%(年間平均)

快適性を維持しながら、大きな電力削減が狙えることが分かります。

まとめ|快適性を保ちながら電気代を抑える

セントラル空調の省エネでは、搬送用ポンプの運転最適化が重要なポイントです。
そしてインバータ制御に、遠隔監視や負荷連動の自動制御を組み合わせることで、より高い削減効果が期待できます。

電気代の見直しや、設備の更新タイミングに合わせて、ぜひ検討したい施策です。
ご検討の際は、お気軽にお問い合わせください。

環境ソリューション担当

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