寺坂棚田保存に関する社会貢献活動(田植え)

ハリマビステムは、社会貢献活動の一環として秩父近郊に位置する寺坂棚田の保存活動にボランティアで協力しています。この活動は、地域の伝統的な農業景観を守り、環境保護の意識を高めることを目的としています。
その名も「ハリマでよかっ田」
寺坂棚田は、秩父の自然豊かな地に広がる、緑と静けさが共存する絶景の場所。都会の喧騒から離れ、広々とした棚田を見渡すと、心が解放されるような感覚を味わえます。普段はオフィスでの作業が中心の私にとって、こうした自然とのふれあいは新鮮な空気を胸いっぱい吸い込みながら、身体も心もリフレッシュできる貴重なひとときでした。

初めての田起こし体験
今回、広報担当である私は初めて田起こしを経験しました。稲の収穫までの第一歩をハリマのみんなと協力してスタート。人生初でもある田植え作業は新鮮そのもので、ご家族で参加される社員の方もいて、終始和やかでのどかな雰囲気が漂っていました。
寺坂棚田を囲む緑と恵まれた天気の中での田植えは、都会の喧騒を忘れる、癒しともいえるひとときでした。

田植えの作業が進むにつれ、田んぼの中では様々な発見がありました。
苗を植える瞬間の、ひんやりとした泥の感触。そこに映る空の青さ。足元から土の温かみが伝わる感覚は、不思議と心地良く感じました。普段、車やビルに囲まれて過ごす私は味わう事の出来ない自然との一体感を感じることができました。

作業の合間には、カエルや小さな虫たちを発見することも。
子どもたちは楽しそうに、その様子に夢中になっていました。
手を泥だらけにして作業を進める中、社員同士の距離もぐっと縮まり、みんなで笑い合いながらの時間は本当に貴重でした。

田植えに慣れてくると、作業全体がまるで一つのチームプレイのように一体感を感じ始めました。
木の棒と、縄をガイドに、苗を一定間隔で植えていくことで田んぼが少しずつ緑に染まっていきます。
おこがましいかもしれませんが…自分たちがこの棚田を作っているんだ。という感覚が生まれてきます。
収穫の時期にはどれだけの実りが見られるのかと、期待も膨らみます。

最後には、田植えを終えて田んぼを一望すると、一日頑張った充実感とともに、自然と生き物、人間が共存する素晴らしさを改めて実感。次の季節に向けて、思いを込めて植えた苗たちがどのように育つのか、待ち遠しい気持ちでいっぱいです。

最後には、田植えを終えて田んぼを一望すると、一日頑張った充実感とともに、お米を作る事、それを頂くこと。その尊さを改めて実感しました。
思いを込めて植えた苗たちがどのように育つのか、待ち遠しい気持ちでいっぱいです。
ハリマビステムの寺坂棚田保存活動は、社会貢献と共に、自然との繋がりやチームの絆を深める機会となります。そして、何より大切なお米がどのように作られるのか、その一端に触れることができたのは、貴重な学びの場でもありました。

作業が無事に完了した後、全員で地元の特産品をいただきながらランチタイム。
自然の中で一汗かいた後の食事は格別です!
会話も弾み、ますますチームの絆が深まる一日となりました。