Nさん/人事企画部/人事

Interview 06現場の方々が働きやすい
環境を作るのが、私の仕事です。

人事 (社内研修の企画・運営、人事評価・面談等)

中途入社入社

人事企画部 Nさん

「現場で頑張っている方々が働きやすい環境」
を目指して人事へ 

前職はホテルの運営会社で、現場で約4年間、本社で労務管理業務に約3年間携わりました。現場にいた経験から、「第一線で頑張っている方々が働きやすい職場や環境をつくりたい」と思っていたとき、ハリマビステムに出会いました。労務の募集でしたが、面接官の方が「せっかくなので人事をやってみませんか?」と言ってくださったんです。ゆくゆくは人事の仕事がしたいと思っていた私は、これはチャンスだ!と入社を決めました。

前職とのギャップに戸惑うことも 

前職とのギャップに戸惑うことも 

ビルメンテナンス業界については詳しくは知りませんでしたが、前職でも接点があったことから大体のイメージはありました。…が、入社してすぐに驚いたことが2つあります。
 
1つ目は、まだまだ紙文化ということです。前職でも勤怠システムはありましたが、ハリマビステムの現場では紙のタイムカードが現役で。さらに雇用契約書も、給与明細も紙!現場では高齢の従業員が多く、一人で任される現場が多いことへの配慮もあると思いますが、少し驚きました。今はDXが進み、だいぶ紙が減ってきたように思います。※タイムカードもシステム化されました
 
2つ目は、歴史のある大きな会社なのに、社内のルールに柔軟性があるところです。よくも悪くも自由で、最初は少し戸惑いました。自由にやっても寛容に受け止めてもらえるので、自分で考えてどんどんやりたい人には楽ですが、そうではない人にとっては慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。

ピンチをチャンスと捉え、
3か月で1年分の成長を実感 

入社して2年ほど経った時、一時的に人手不足に見舞われました。その時はとにかく総力戦という感じで、今までノータッチだった業務も行わなければいけない状況下だったのですが、「なんでもやりたい派」の私はピンチをチャンスにするつもりで取り組んでました。
 
普段なかなか関わらせてもらえない一つ上の仕事を経験したり、業務の全体の流れを一通り把握したり。大変でしたが、今思うと大変さも楽しめるくらい、自分の成長につながっていくのが嬉しかったんです。約3か月程度でしたが、1年分の経験をさせてもらったような気持ちです。
 
人事については未経験で入社しているからこそ、積極性は特に大切にしています。座右の銘は「できるかできないかではなく、やるかやらないか」。ハリマビステムでは自ら望めばなんでもやらせてもらえる環境なので、やらないのは勿体ないと思いますね。

悩みはより良い未来への道しるべ、と信じて 

基本的にポジティブな私ですが、仕事が辛いと感じたこともあります。 例えば、研修の企画や人事面談・評価制度などは、すぐには結果が出ません。「本当にこれでよかったのかな…」と、日々正解を模索しながら考え続けなければならない辛さがあります。それでも、新しく取り入れた社内研修が好評だったり、新卒社員が配属先で活躍しているのを見ると、やりがいを感じます。
 
また、人事という仕事柄さまざまな情報を取り扱います。常に公平で中立でなければならず、相談できる相手も限られているため、基本的には自分の中で消化する必要があります。ネガティブな情報や感情に引っ張られてしまわないように、オンオフはしっかり切り替えるように心がけています。
 
過去には、会社の方針と自分の考えが合わず、今後の働き方について悩む時期もありました。その時はなんとか頭を切り替えて乗り越えましたが、「合わないから」と言って去るのは簡単なんですよね。苦しいのは、自分に変える力がないから。その苦しさから目を背けず、より良い方向に変えていける力を付けるために、今は努力し続けるしかないのだと思います。

悩みはより良い未来への道しるべ、と信じて 

優しい人が多い環境だからこそ、
個々の「自律」が求められる

社内には、シャイでおっとりした社員が多いですね。本当に優しい人が多く、入社して3日で会社に慣れました。社長をはじめ役員の皆さんもフランクで、社歴や役職に関係なく、とても話しやすいです。それゆえに、スピード感はやや緩やかな所があるかもしれません。急かされないからとのんびりしていると、実は想像以上に仕事が進んでおらず、焦ることも。周囲の優しさに甘えず着実に成果を出し続けられる「自律」が、社員には求められていると思います。

新制度を次々と生む「新しいことに寛容な文化」

新制度を次々と生む「新しいことに寛容な文化」

ここ数年でどんどん新しい制度が整備されていると感じます。例えば、社員同士のコミュニケーションを目的としたものでは、「アフターハリマ※1」や「社長のおごり自販機※2」。多様な働き方を推進する制度では、「子の看護等休暇」、「産後パパ休暇」、「時短勤務の期間延長」などがあります。また、誰でも全社規模のプロジェクトを立ち上げられる「チャレンジチーム制度」は、新しいことに寛容なハリマ文化の象徴ではないでしょうか。挑戦を否定しない、自由な会社であるからこそ、「これをやりたい」と手を挙げればOKしてもらえることも多いと感じます。  

※1 アフターハリマ…社内コミュニケーションの強化を目的とし、就業時間後にアルコールを含む飲物・軽食が振舞われる社内イベント。各本部で定期的に開催され、参加は任意。
※2 社長のおごり自販機…社内の専用自販機に2名で社員証をかざすとドリンクが無料で飲める、社内コミュニケーション活性化施策。

明るく前向きで積極的な人が輝ける職場 

笑顔があり明るい人、そして前向きな人は、当社の社員と良い関係を築けると思います。
それと、自ら率先して行動できる人ですね。どの部署も人員に余裕があるわけではないので、残念ながら全てを付きっきりで教えられる環境ではありません。わからないことは自分で調べて、聞いて、実践できる人が活躍しやすい環境です。ある程度の裁量も与えられるので、ルールの中で積極的に挑戦したい人には向いていると思います。

私の未来My Future

現場で働いている方がいて私たちの事業は成り立っているので、しっかり還元できる環境を整備したいです。社員は一人ひとりが違う価値観、家庭の事情、そして夢や悩みを持っています。そんな彼らを支援し、社員間に格差なく、それぞれのキャリアを描ける職場にしていくのが目標です。一日の時間の大半を費やしている仕事を、「楽しい」や「成長につながる」などの前向きな気持ちになれるスイッチにできたら、最高ですよね。
 
そのためにも、私自身が明確なビジョンをもって仕事をする“スーパービジネスマン”になりたいです。まだまだ道半ばですが、ポジティブにやり続けます!
インタビュー写真